活動報告
わらくやブログ

コロナ禍「廃鶏」から鶏を救え!命をふたたび輝かせる!そして最高に美味しい卵を!

就労継続A型

プロジェクトの様子を撮影した動画のyoutubeサムネイル

私たちは、人も鶏も「しあわせ」であることを大切にして、養鶏業を営んでいます。お世話になっていた養鶏場が倒産し、養鶏場には、1200羽の鶏が残っていました。
2020年11月、後始末を任されていた養鶏場の閉鎖の日が近づいてきました。
しかし、1200羽のいのちが、まだそこにはありました。

彼女たちは鶏舎の倒産など知るよしもなく、整列した小さなケージの中で、綺麗な空も太陽も見ることもなく、広々とした大地を踏みしめることもなく、ただひたすら健気に、私たち人間のために、卵を産み続けてくれていました。

そんな彼女たちの運命は、養鶏場が閉鎖される日に「廃鶏」になると決まっていました。

…本当にこれでいいの?
私たちは悩みました。
ずっとお世話になってきたのに…本当にこのまま「廃鶏」でいいの?

お金がかかるからといって、命をいただくものとして、このまま人間の都合で彼女たちの命を終わらせてよいものなのか。

出来ることなら、お日様の光を浴びながら、大地を踏みしめて、広々とした環境の中で自由に動き回って、おいしいご飯を食べて、彼女たちが本来の姿を取り戻し、そしてしあわせな卵、箱庭たまご茜を産んでもらいたい、最後にもう一度いのちを輝かせてほしいという気持ちが強くなっていきました。

コロナ禍「廃鶏」から鶏を救え!命をふたたび輝かせる!そして最高に美味しい卵を!

ずっと狭いかごの中で暮らしてきたニワトリさんを、広い空の下に放してあげたい…
わらくやの野沢さんにお聞きしました